「長浜曳山祭り」とは、滋賀県長浜市が
世界に誇るお祭りです。
長浜曳山祭りって、どんな事してるの?
どこでやっているの?
駐車場はどこ?
分からない事ありますよね~
長浜市在住 約25年の私が
ちゃーんと 解説しま~す!
長浜曳山祭ってどんなお祭り?
長浜曳山祭は毎年4月9日~17日の長期間
長浜市の町中で開催されるお祭りで
色々な事を、順番にこなして行きます。
例えば、
1.最終調整
子供歌舞伎の演技などの最終調整や
各演技の時間を測ったり、確認をします。
2.裸参り
祭りの成功や、役者の健康と
狂言奉納のくじ順を祈願して
若衆(おとなの男性)が、裸(ふんどし有)
で「ヨイサー! ヨイサー!」と言いながら
町中を走り回り、最後に神社の井戸で
水をかけあって身を清めます。
「裸参り」と言います。
大勢のふんどしが、すごい意気よいで走り
結構な迫力です。
3.曳山
大きくて、とっても綺麗な
山車を引いて町中を移動したり。
4.子供歌舞伎
役者の子供たちが、山車の中で
超本格的な子供歌舞伎を演じたりします。
準備や練習は、もちろん一年がかりです。
も~っと詳しく言うと!
長浜曳山祭とは、長浜八幡宮のお祭りです。
長浜八幡宮は、言い伝えによると、
1069年に源義家の依頼により
後三条天皇が命令して石清水八幡宮を
分祀勧請して作ったらしいです。
そして、豊臣秀吉が源義家の「後三年合戦」
の凱旋の様子をあらわした「太刀渡り」
を町年寄十人衆に行わせたのが八幡宮の
お祭りの始まりと言うことです。
長浜曳山まつりの起源は、安土桃山時代
長浜城主の羽柴秀吉(豊臣秀吉)に
初めて男の子が生まれて、喜んだ秀吉は
町の人たちにお金を振る舞って、それで
町民がこれをもとに山車を作って
八幡宮のお祭りに出したのが始まり
だと言われています。
祭りの期間中、色々な事がおこなわれる
長浜曳山祭の中で多くの人々を楽しませる
行事の一つが、「曳山巡行」です。
曳山とは、祭りに用いられる山車の事で
長浜の曳山は江戸時代のすばらしい伝統工芸
の飾金具や彫刻、絵画で飾られて、
「動く美術館」とも呼ばれています。
江戸時代に造られた長浜の町中を回る
山車を見ているだけで、その美しさや迫力に
感動しますが、この山車の上で演じられる
「子ども歌舞伎」は長浜曳山祭り最大の
見どころです。
子ども歌舞伎は曳山を所有している山組の
幼稚園~小学生の子供たちの中から選ばれた
男の子だけで行います。
曳山の豪華な装飾品とともに、祭本番までに
厳しい稽古を受けた子どもたちの華やかな姿
と名演技は、すばらしいです。
どこでやってるの?
下の地図の真ん中あたりでやってます。
山車は町中をあちこち移動しますので、
真ん中あたりと伝えます。
大雑把に言うと「黒壁スクエア」の辺りから
長浜八幡宮ぐらいです。
駐車場はどこ?
正直、田舎なので、駐車場は少ないです。
田舎と言ってごめんなさい!
出来れば、電車を使用して頂きたいです。
それでも、少し遠いですが、比較的大き目な
駐車場を紹介します。
①豊公園駐車場
②長浜市役所
(当日は規制がかかるかもしれません)
③西友(楽市)
小さいショッピングモールです。
ちょっと遠いですが、良ければ。
出来れば、帰りにお店で何か買って
帰ってくださいね。
④臨時駐車場とシャトルバスを使う
開催する年で、違いますが、臨時駐車場と
シャトルバスが運営される事もあります。
観光協会などで確認をお願いします。
まとめ
お祭りは、長時間行われますので、
全部を見ようとしても大変です。
体調が優れない人は、お体に気を付けて
くださいませ。
お好きな人は良いですが、雰囲気を楽しんで
頂ければ良いかなぁと思います。